僕はやはり帰りたくない【コウゲン編54】

僕はやはり帰りたくない【コウゲン編54】

僕はやはり帰りたくない     僕は浦島太郎になった 大阪、神戸、東京とお寺から逃げて、離れて住んで、それからパリへ行き10年、そして日本に帰ってimac(イマック)を始めて苦戦して、今ではもう村の檀家たちと会うのは約20年ぶりになる。 浦島太郎の話があるが、僕の実感としてはまさに...

赤いバラとリュクサンブール公園

赤いバラとリュクサンブール公園

赤いバラとリュクサンブール公園   (©えびちかこ 画像の転載、複製、改変等は禁止)   赤いバラを語らずしてバラは語り尽くせない。 バラを国花とする場合も、赤いバラを国の象徴としているところが多い。   フランスの公園でもバラが赤い花を咲かせている。 パリを中心と...

僕はずっと逃げていた【コウゲン編53】

僕はずっと逃げていた【コウゲン編53】

僕はずっと逃げていた     僕はずっと逃げていた 僕は奈良の田舎にある、お寺の長男に生まれ、大学卒業まで、お寺に住んで、毎日の檀家詣りもしていた。 それを経験して、どうしてもそれを継ぐのが嫌だった。 とにかく、自分の将来の夢は、この寺で坊主にならないことなら、何でもよかった。 ...

新しいファッションの活気【コウゲン編51】

新しいファッションの活気【コウゲン編51】

新しいファッションの活気     もう売り込みに行かなくてもいい 百貨店へ出店以来、予想外だったのはimac(イマック)アクセサリーのファッション雑誌への掲載が、飛躍的に増えたことだった。 そしてそのことによって、全国のショップの反応が増えた。 有力なファッション雑誌としては4、5誌...

百貨店にオープンした後は【コウゲン編50】

百貨店にオープンした後は【コウゲン編50】

百貨店にオープンした後は     売場の準備、いろいろ 自分たちで販売するということは、自分たちの販売員がいなければならない。 それがまだ決まっていない。   聞いてみると、マネキンクラブというものがあって、販売員を手配してくれるという。 さっそく頼みに行って、手配...

期限までに店舗オープンできるのか【コウゲン編49】

期限までに店舗オープンできるのか【コウゲン編49】

期限までに店舗オープンできるのか     imacらしい売場什器を探して… imac(イマック)の商品が東京の有名百貨店に展開される。 これは我々の商品が多くの人々に毎日見てもらえ、同時に宣伝にもなるということだ。 一専門店で販売することと違うということがわかってきた。  ...

店舗でのファッションアクセサリーの販売方法【コウゲン編48】

店舗でのファッションアクセサリーの販売方法【コウゲン編48】

店舗でのファッションアクセサリーの販売方法     百貨店に出店できたが… 初めて百貨店の店頭の一階に小さいながら、売場ができて、そのフロアにはお客もたくさんいるし、 「これは売れるだろう!」 と期待していた。   気になるので、店頭を時々見に行く。 しかし、ガラスケ...

バラ 薔薇 la Rose

バラ 薔薇 la Rose

バラ 薔薇 la Rose   (©えびちかこ 画像の転載、複製、改変等は禁止)   バラとブローニュの森 フランスのブローニュの森(Bois de Boulogne)は、美しいところだ。 子供の頃、本で「ロビンフッドの冒険」に出会って以来、森は私の中で夢の世界になった。 しかし、...

商品が店頭に並ぶ【コウゲン編47】

商品が店頭に並ぶ【コウゲン編47】

商品が店頭に並ぶ     imacアクセサリーのファッション雑誌への露出は増えていく imac(イマック)のアクセサリーが、ファッション雑誌に掲載されるのが増えていったのは我々を勇気づけてくれた。 自分たちの商品がいいものであるということを、ファッションの専門家であるスタイリストや、フ...

会社はいろいろ経費がかかる【コウゲン編46】

会社はいろいろ経費がかかる【コウゲン編46】

会社はいろいろ経費がかかる     会社はいろいろ経費がかかるものだ ファッション雑誌への露出が増えたからと言って、喜んでばかりいることはできない。 いろいろ経費が要るから、利益が出ない。 パリでデザインとファッション情報などの仕事を個人単位でしていた時は、事務所代や人件費といっ...