パリで蚤の市に夢中になる【コウゲン編21】

パリで蚤の市に夢中になる

 

パリの蚤の市

 

若い絵描き達も元気になってきた

僕のデザインアトリエででき上がるデザイン画も、前よりは売れるようになり、若い絵描き達も元気になってきた。
もちろん僕にとっても嬉しいことだった。

 

僕にも少し余裕もできてきた。
彼らによりいいデザインを描いてもらうために僕としても努力する必要がある。

 

 

デザイン資料を探して

彼らに提供するいろいろなデザイン資料を探すのも、僕の仕事になった。
これは僕にとって新しい楽しみにもなった。

 

花柄の服が流行れば花のデザインを描く、
アール・ヌーヴォー調が流行ればアール・ヌーヴォー調のデザインを、
アールデコ調、エスニック調、幾何柄、次から次へといろいろなテーマがファッションテーマになる。

服にするためのプリント生地用のデザイン画だから、シーズンのファッションテーマに合わせることは最重要である。

 

パリのサンジェルマンあたりに沢山あった古本屋や、セーヌ川畔にある古本屋にもよく行った。

 

 

蚤の市にハマって

そして僕にとって一番面白かったのは蚤の市でデザイン資料を探すことだった。
パリにはいくつかの蚤の市がある。
大抵は土曜日、日曜日、月曜日に開かれる。
一番大きなのはクリニャンクールにある蚤の市、モントルイユ蚤の市も面白かった。

 

僕はのちに蚤の市にハマって、このモントルイユ蚤の市のそばにアパートを借りて住むことになる。
掘り出し物を見つけるためには朝早く行く必要があるからだ。

 

冬の朝早く行くとまだ暗い。
骨董屋などの専門家は懐中電灯を持ってすでに探し回っている。
僕もそれに負けずに朝早く行って僕にとっての掘り出し物を探しに行った。

 

デザイン資料としては、古本、絵葉書、ポスターなどなど、それはいろいろあった。
Porte de Vanves(ポルト・ドゥ・ヴァンヴ)の蚤の市もよく行った。

 

僕は(蚤の市)通いが高じて、蚤の市の人たちとも知り合いになった。
この分野の商品、このような古い印刷物の事をフランス語ではvieux papiers(ヴュー・パピエ)と呼ぶが、この分野のことでは蚤の市の商人達に負けないくらいになった。
蚤の市では値段交渉も大事だ。
僕は大抵負けないようになっていた。

 

 

僕のデザインアトリエも良くなってきた

そんな風に、デザイン資料も沢山集める事ができた。
そのせいもあって、僕のデザインアトリエはだんだん売れるものも描けるようになってきた。-

 

 

プロフィール

水彩風の男性写真

名前はコウゲン。
田舎のお寺の長男に生まれ、坊主になりたくなかった僕は、とにかく遠くへ逃げたかった。
出来れば外国へ。
その夢が実現してパリに10年住んだ後、日本に帰国してジュエリーブランドを創業。

 

 

前回までのあらすじ

・ファッション資料を求めて、フランス移住【コウゲン編1】

https://imac-j.com/blog/france/1502/
・フランス移住後、ゼネストと仕事【コウゲン編2】

https://imac-j.com/blog/france/1506/

・パリでの初仕事~通訳事件【コウゲン編3】

https://imac-j.com/blog/france/1650/

・リヨンでの発見【コウゲン編4】

https://imac-j.com/blog/france/1768/

・パリに着いて1年後【コウゲン編5】

https://imac-j.com/blog/france/1773/

・リヨンとギニョール人形劇【コウゲン編6】

https://imac-j.com/blog/france/1812/

・パリの食生活【コウゲン編7】

https://imac-j.com/blog/france/1816/

・パリのファッションの変化【コウゲン編8】

https://imac-j.com/blog/france/1818/

・パリでファッションカメラマンになる【コウゲン編9】

https://imac-j.com/blog/france/1820/

・フランスから物申す~我が社の経営陣に問題あり【コウゲン編10】

https://imac-j.com/blog/france/1829/

・フランスから一時帰国【コウゲン編11】

https://imac-j.com/blog/france/1831/

・フランスから一時帰国、そして手に汗握る攻防戦【コウゲン編12】

https://imac-j.com/blog/france/1833/

・パリに帰りたい【コウゲン編13】

https://imac-j.com/blog/france/1835/

・ふたたびパリへ【コウゲン編14】
https://imac-j.com/blog/france/1838/

・パリで新しいスタート【コウゲン編15】

https://imac-j.com/blog/france/1840/

・パリでデザインアトリエ経営【コウゲン編16】

https://imac-j.com/blog/france/1863/

パリのデザインアトリエで日本人デザイナーが活躍【コウゲン編17】

・フランスの雪山ドライブ【コウゲン編19】
・パリのファッション情報【コウゲン編20】

関連情報

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