フランス

パリのラ・クーポールでディナー【コウゲン編37】

パリのラ・クーポールでディナー【コウゲン編37】

パリのラ・クーポールでディナー       大阪城主パリへ来る パリ滞在数年になる。 個人的なフランス人の知り合いもできたし、有名人にも道で出会ったりして、僕のパリ生活をより興味あるものにしてくれている。 そして前にも書いたように、日本から来る人もいろんな人が来て僕のパリ...

サン・ジェルマン・デ・プレへ【コウゲン編36】

サン・ジェルマン・デ・プレへ【コウゲン編36】

サン・ジェルマン・デ・プレへ     サン・ジェルマン・デ・プレ近くに引っ越し パリにいると、日本で本や新聞やテレビや映画でしか見られなかった物や人を見たり、出会ったりできたのも面白かった。 僕は、パートナーのCさんと住まいを一緒にしていて、持ち物もあまりないせいもあって、気軽に引っ越...

パリのストライキ【コウゲン編35】

パリのストライキ【コウゲン編35】

パリのストライキ     パリはストライキが多い フランスに住んで数年になるが、困ることの一つはストライキが多いことだ。 鉄道、エールフランス、空港、郵便局、ゴミ集めのストなど、しょっちゅうある。 それぞれの組合が、それぞれの要求を掲げて体制に要求して、聞き入れられなかったら、ストラ...

アール・デコと第一次世界大戦【コウゲン編34】

アール・デコと第一次世界大戦【コウゲン編34】

アール・デコと第一次世界大戦     アール・デコと第一次世界大戦 僕は相変わらず、パリの蚤の市にハマっていた。 アール・ヌーヴォー(Art Nouveau)からアール・デコ(Art Deco)へ変化する時代のファッション雑誌、新聞、イラスト本、文様集、ポスター、絵葉書などを探していた。 ...

フランスとイギリスの関係とは?【コウゲン編33】

フランスとイギリスの関係とは?【コウゲン編33】

フランスとイギリスの関係とは?     ロンドンへ行くにはドーバー海峡経由で ロンドンへは仕事も兼ねてよく行った。 今回は夏。 僕の中古の愛車で、カレーまで車で行き、フェリーに車を積んで、ロンドンに向かった。   ドーバー海峡は相変わらずの揺れだった。 ドーバーの揺れ...

イギリスは「ヨーロッパ」ではない?【コウゲン編32】

イギリスは「ヨーロッパ」ではない?【コウゲン編32】

イギリスは「ヨーロッパ」ではない?     ドーバー海峡を越えてロンドンへ パリで住むようになると、ロンドンは近い。 ファッション情報が仕事になった以上、ロンドンには時々行った。   当時はロンドンへ行くには列車でカレーまで行き、カレーから船でドーバー海峡を渡り、また列車...

フランス人は誇り高いので英語で言っても答えないって本当?【コウゲン編31】

フランス人は誇り高いので英語で言っても答えないって本当?【コウゲン編31】

フランス人は誇り高いので英語で言っても答えないって本当?     フランス人は誇り高いので英語で言っても答えない パリへ行く前から、日本でフランスの事についてよく聞いたのは、 「フランス人は誇り高いので英語や外国語で喋りかけても、分かっていても返事をしない」 と言うことだ。 これは...

パリで故郷を思い出す【コウゲン編30】

パリで故郷を思い出す【コウゲン編30】

パリで故郷を思い出す     パリで印象に残る出会い 僕が田舎のお寺から逃げ出して、とにかく遠くへ離れたいという思いで、これまで生きてきた感じがする。 そして今、そこからかなり遠いフランスのパリにいて、毎日忙しく走り回ったりして、満足して生活している。 地球の反対側の、全く違う環...

アール・ヌーヴォーにハマる【コウゲン編28】

アール・ヌーヴォーにハマる【コウゲン編28】

アール・ヌーヴォーにハマる     僕はvieux papiers(古い印刷物)にハマっていた 僕はその頃 蚤の市を中心に、デザイン、文様、ファッション関係の古い資料を探すのにハマっていた。 それは古い本だったり、古い雑誌だったり、古い新聞だったり、古いポスターだったり、古い絵葉書だっ...

フランスのバカンス【コウゲン編27】

フランスのバカンス【コウゲン編27】

フランスのバカンス【コウゲン編27】     オイルショック、日本はそれにロッキード 世界政治は第一次石油ショック、日本では田中ロッキード疑惑、フランスではジスカールデスタン大統領選出など変化を遂げていく。 そんな時代の変化を反映しながら、ファッションの世界は変革の流れを力強く進ん...

パリから列車でスペイン旅行【コウゲン編26】

パリから列車でスペイン旅行【コウゲン編26】

パリから列車でスペイン旅行     パリからスペインへ旅行 僕の事務所で自分のデザインアトリエを開いたデザイナーのCさんと僕は間もなく、住居も一緒にするパートナーとなった。 仕事は別べつだが、その他のことでは行動を共にすることが多くなった。   ある時、ひょんなことで彼女...