とにかく僕は乗り物が好きだ【コウゲン編88】

とにかく僕は乗り物が好きだ

 

高知県の海

 

月一回の法要に寺に帰る

imacは(イマック)百貨店の出店も増えて、ヨーロッパを中心に、アジアの国々のメーカーからも含め、商品供給も安定して順調に行くようになった。

 

そんな中でも、僕は月に一回週末に、お寺の法要に帰る。
相変わらずありがたい法話はできないけれど、それらしい話をして、村のおばちゃん達と楽しく時間を過ごせるようになった。

 

 

住職後継の話がうまくいかない

しかし寺のことでいつも気になっているのは、住職後継のことだ。

 

その話をしている親戚の次男は、定年が伸びて今勤めている会社に引き止められているとかで、あまり前向きの話にならない。
困ったことだ。

 

次の檀家総会も近づいてくる。
早く寺に帰って住職の仕事をせよと檀家から迫られるだろう。

 

まあ、その時はその時でなんとかなるかと僕は考えながら、その報告はお袋にして東京に帰る。

 

 

僕は乗り物に乗ると何もかも忘れてしまう

新幹線に乗って車窓から景色を見ていると僕は、お寺のことはすぐ忘れてしまう。

 

とにかく僕は乗り物が好きだ。
東京までの2時間余りはアッという間に過ぎてしまう。

 

帰って東京へ着くと、僕に取っては夢の時間が終わったような、少し落ち込んだような気持ちになる。
僕は外国出張も含めて、出張に出る時はいつもワクワクして、高揚した気持ちになる。
出張から帰ってきて東京に着いた時は、その反対に少し落ち込んだ気持ちになる。

 

 

僕の好きな出張コース

来週には、そんな乗り物好きな僕にとって、楽しみな出張がある。
四国の松山へ行き、そこからバスで3時間ほどかけて高知へ行く出張だ。

 

このバスに乗るときは、早く行って一番前の席に座る。
見える景色がいい。

 

止まる駅はたくさんあるが、そのほかに2回、5分間ずつの休憩がある。
そこには弁当や、土地のお菓子などが売っていて楽しい。

 

そしてバスの中では、
「幕末の志士が脱藩してこの道を通った」
などの解説も時々テープで入る。

 

聞くところによれば、将来高速道路ができてこのコースがなくなりそうだとか。
その実現ができるだけ遅れてほしい。

 

今の仕事は乗り物に乗れて、色々な所へ行けて、僕にとっては理想の仕事に思える。
そして今となればアクセサリーを売ると言うのも、苦労はするけれど、嫌ではなくなった。

 

高知に着いて、百貨店で仕事をして、
「お寺の問題くらいあるのは仕方がないか」
と思いながら東京へ帰った。

 

 

 

プロフィール

水彩風の男性写真

名前はコウゲン。
田舎のお寺の長男に生まれ、坊主になりたくなかった僕は、とにかく遠くへ逃げたかった。
出来れば外国へ。
その夢が実現してパリに10年住んだ後、日本に帰国してジュエリーブランドを創業。

帰国後に図らずも住職になってしまったものの、外国とのコンタクトは続く。

関連情報

主役になれるドレスアップジュエリー|imac(イマック)

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会社名 株式会社イマックジュエリー
住所 〒107-0062
東京都港区南青山4-17-33
営業時間 10:00~17:00
代表者名 奥谷千賀子(オクヤ チカコ)
E-mail info@imac-jewelry.com

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