フランスで寿司を作る【コウゲン編81】

フランスで寿司を作る

 

フランスのブルターニュ地方の都市サン・マロ

 

Cさんと仲のいいFCメーカーがパリを離れサン・マロへ引っ越し

imac(イマック)デザイナーのCさんはパリでの仕事が多い。
僕は東京が多い。

 

Cさんと仲のいいFCメーカーがパリを離れ、オーナーの故郷であるブルターニュ地方のサン・マロ(St.Malo)に引っ越し、そこで仕事をすることにしたという。
このことでもFCメーカーはCさんに相談してきて、サン・マロへ行ってもCさんが来てくれるかを聞いてきたということだ。
FCメーカーとの打ち合わせは、素材を前にしてしかできないからだ。

 

サン・マロは観光名所で、行くのはいいのだが電車を乗り継いで、2時間はかかる。
今までのように、Cさんとしても頻繁に会って、打ち合わせをすることはできなくなる。

 

Cさんとしては、仲がいいFCメーカーのことだから
「もちろん行くよ」
と答えたという。

早速、次の秋冬企画のために、この夏にサンマロに来てほしいとのこと。

 

夏には僕もパリ出張を決めていたので、その時に一緒に行こうということになった。

 

 

海辺のサン・マロで寿司を作る

FCメーカーは我々がサンマロに行くというので、歓迎のためにイロイロ考えてくれているようだ。

 

FCメーカーのオーナーも、彼女の夫君も寿司が好きだ。
サン・マロは海に囲まれた小さな島なので漁師がいて、魚屋もあるらしい。
彼らの知り合いの魚屋に頼めば、新鮮な魚で刺身もできるという。

 

これを聞いた刺身の好きなCさんは張り切って、サンマロで寿司を作ると言い出した。
そしてこの夏、僕らは米、日本酢、醤油、箸などを持ってサンマロに乗り込んだ。

 

まず、魚屋へ行った。
なるほど新鮮な魚があった。

 

種類は日本と違うものも一杯あったが、刺身にできるものも幾つかあって、オーケーだ。
魚屋も「SUSHI」という言葉は知っていた。

 

その本場の日本から客が来たというので張り切っている。
そこで僕らは、刺身にできそうな魚を指差して、これを薄く、こんなふうに切ってくれと、わかりやすく説明した。

 

そこで問題が出てきた。
魚屋のおじさんが持っている包丁は、魚を叩き斬る包丁しかない。
おじさんも我々の説明を聞いて、この包丁ではその薄さには切れないと言う。

 

仕方がない。
その包丁で、できるだけ薄く切ってくれと頼み、それで我慢することにした。

 

 

豪快な寿司と素晴らしい秋冬シリーズ

サン・マロ風豪快刺身ができ上がり、FCメーカー宅へおもむいた。
Cさんはパリから持って来た米を炊き、寿司飯を作り、サンマロ風刺身で、実に豪快な寿司を作り上げた。

 

フランス人にはそれほどの違和感はなかったのだろう。
彼らは
「うまい、うまい」
と言って食べたので、僕らもそれに合わせて
「うまい、うまい」
と言って食べた。

 

そのせいか、サン・マロではCさんとFCメーカーは素晴らしい次の秋冬シリーズの企画を仕上げた。
サン・マロはいいところだ。

 

 

 

プロフィール

水彩風の男性写真

名前はコウゲン。
田舎のお寺の長男に生まれ、坊主になりたくなかった僕は、とにかく遠くへ逃げたかった。
出来れば外国へ。
その夢が実現してパリに10年住んだ後、日本に帰国してジュエリーブランドを創業。

帰国後に図らずも住職になってしまったものの、外国とのコンタクトは続く。

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会社名 株式会社イマックジュエリー
住所 〒107-0062
東京都港区南青山4-17-33
営業時間 10:00~17:00
代表者名 奥谷千賀子(オクヤ チカコ)
E-mail info@imac-jewelry.com

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