ヤンゴンの印象【コウゲン編78】

ヤンゴンの印象

 

ヤンゴンの旧市街

 

僕らはヤンゴンに着いた

ミャンマーのヤンゴンに着いた。

 

ミャンマーはずっと後になって民政になって、変わって行くことになるが、この時は軍政の時だった。
この時の軍政と関係のあるフランス人の知り合いから声をかけられて、MMメーカーのオーナーJさんはフランスからミャンマーに来たらしい。

 

ヤンゴンは首都とはいうものの寂しくも、未開ともいえるような街だった。
Jさん夫妻は運転手つきの車で迎えに来てくれた。
しかしその車はいかにも古いものだった。

 

主たる道路にも土の部分が出ていて、雑草が生えていたりして、この国の状態を物語っていた。
この車の運転手は、以前に日本に仕事で行ったことがあるという、人のいい運転手だった。

 

Jさん達が手配してくれた、我々が宿泊する管理人のいるアパートに着いた。
そこから車で少し行ったところに工房があるという。

 

 

ヤンゴンではMMメーカーはまた、苦労しそうだ

早速工房に行った。
若い職人達が仕事をしている。

 

全てMMメーカーのオーナーJさんのために仕事をしているという。
Jさんがここで作っているシリーズを見せてもらう。
製造機械などで制約を受けるせいか、以前作っていたものとはかなり違うものも多い。

 

翌日からは、imacデザイナーCさんとMMメーカーJさんは次シーズンの企画の仕事を始めた。
イロイロ制約のあると思われる中で、最善のコレクションを制作することが必要だ。

 

いつものようにCさんたちは、2人ともやり始めると、夢中になってやっている。
何とかいいコレクションができるだろう。

 

 

ビルマの竪琴の印象

休息の日には、Jさん夫妻と僕らは、車の運転手の案内で、ヤンゴンやヤンゴン近くに沢山ある仏教寺院へ案内してもらった。

 

僕らにとっては、小説や映画の「ビルマの竪琴」で知ったビルマの寺院の建物、仏像、僧侶の姿がそのままそこにあって、なぜか懐かしい感じがした。
そしてアジアの近隣のバンコクや香港が、日本と同様か、それに近く近代化しているのに、それに比べると軍政下のミャンマーの遅れた状況が印象に残った。

 

僕らはとにかくMMメーカーのJさん達の、そんなミャンマーでの健闘を祈りながら、同時に今度のコレクションがいいものになるように願いながら、東京に帰った。

 

 

プロフィール

水彩風の男性写真

名前はコウゲン。
田舎のお寺の長男に生まれ、坊主になりたくなかった僕は、とにかく遠くへ逃げたかった。
出来れば外国へ。
その夢が実現してパリに10年住んだ後、日本に帰国してジュエリーブランドを創業。

帰国後に図らずも住職になってしまったものの、外国とのコンタクトは続く。

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代表者名 奥谷千賀子(オクヤ チカコ)
E-mail info@imac-jewelry.com

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