フランスの中学校へ【コウゲン編79】

フランスの中学校へ

 

フランスのアルザス地方の町並み

 

アレクシアはフランスの全寮制日本中学校に入った

僕らは日本にいる時は週末には、僕らのアレクシアに会いに行く。

 

アレクシアはもう小学高学年になった。
自分がパリで生まれたことは覚えていないかもしれない。
ある夏休みに、パリ出張に一緒に行ったりもした。

 

もうそろそろ中学校を決めなければならない時期になってきた。
この頃、ヨーロッパに進出して工場を作る日本企業が多かった。

 

そこで働く日本人の家族の子供達のために、ヨーロッパの国に全寮制の中学校を作る日本の学校があった。
フランスのある地方にもそんな日本の中学校があるという。

 

もし我らのアレクシアが行くといえば、その中学校に行き日本以外の国に慣れるというのも、彼女の将来にはいいかもしれないとも思った。

 

そしてアレクシアはフランスの地方にある日本人学校の中学生になって、寮生活を送ることになった。

 

Cさんの生活もいきおい、パリが多くなった。
Cさんがアレクシアの学校へ行くことができたり、アレクシアが夏休みにはパリへ来てCさんと過ごすことができたりした。

 

アレクシアは間違えてスイスへ行ってしまった

僕もCさんもそれ以来時々アレクシアに会いに学校へ行った。

 

ある夏休みの後、3人で学校に一番近い空港に着いたことがあった。
フランスのMulhouse(ミュールーズ)という町にある空港だ。

 

その空港はフランスとスイスの国境の上にある小さな空港で、フランス出口とスイス出口がある。
スイス側はバーゼルという町だ。

それぞれの出口は近い。
その空港の構内でアレクシアと別れた。

 

アレクシアはスタスタと行ってしまう。
「あっ、そっちは違う」
と言っても聞こえない。

 

スイス側に出てしまった。
我々はフランス側に出てしまっている。

 

もう構内に入ることはできない。
別の国にわかれてしまった。

 

この時アレクシアはフランス語がまだ達者ではない。
「どうしよう?」
と思った。

 

このままではアレクシアはスイスで迷子になってしまう。

 

タクシー運転手RSさんがフランスへ連れ戻してくれた

幸いアレクシアの迎えに頼んでおいた知り合いのフランス側のタクシーの運転手のRSさんが、アレクシアを待っていた。
それを見ていたらしく、すぐ空港職員に話をしてアレクシアを連れ戻してくれたのを見て、僕らはホッとした。

 

このタクシーの運転手のRSさんは親切な人で、今も親しくしている。

 

 

 

プロフィール

水彩風の男性写真

名前はコウゲン。
田舎のお寺の長男に生まれ、坊主になりたくなかった僕は、とにかく遠くへ逃げたかった。
出来れば外国へ。
その夢が実現してパリに10年住んだ後、日本に帰国してジュエリーブランドを創業。

帰国後に図らずも住職になってしまったものの、外国とのコンタクトは続く。

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E-mail info@imac-jewelry.com

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