相次ぐ海外出張【コウゲン編80】
目次
相次ぐ海外出張
Cさんの出張先が増えた
imac(イマック)はファッショナブルなコスチュームジュエリーの百貨店ブランドとして認められるような存在になった。
ファッションアクセサリーということは、シーズンの傾向を常に先取りして行く必要がある。
imacデザイナーのCさんにとっては得意とするところだ。
主たる仕事場はパリだ。
しかし、最近は行く所が増えた。
オーストリアの片田舎の町、タイのバンコク、香港、それにミャンマーのヤンゴン。
行くところが増えてきた。
これらの出張先へは僕も一緒に行く。
僕は国内出張と住職の仕事
そんな中でも、僕はどうしても日本にいることが多い。
全国にできたimac店頭のある百貨店巡りで国内出張、月に一回は寺法要にも帰らなければならない。
住職になっただけに、寺に関わることが当然のことながら増えてきた。
年に一回の檀家総会、この時は僕はいつも被告だ。
いつ商売をやめて、寺に帰るのかと問い詰められる。
僕はその時は何とか言い逃れて、東京へ逃げて帰る。
12月になると4回の週末土曜、日曜に昔から続く伝統行事の法要があり、これは僕がやらねばならない。
乗り継ぎ、乗り継ぎ外国出張
12月以外の月に、僕はCさんと、上記の国の町への出張計画を作る。
例えば、ある年の香港、ヤンゴン、バンコクへの出張のケース。
Cさんはパリから来る。
僕は東京から行く。
連絡時間のこともあって、彼女がパリから成田へ着き、成田のホテルで一泊する。
そこで僕と落ち合い、早朝の便で香港へ行く。
香港を2、3日で済ませて、ヤンゴンへ行き、ヤンゴンも2、3日で済ませ、陸路ヤンゴンからバンコクへ入るということもあった。
パリからオーストリアへの出張は別の機会に行くことになる。
そんな風にしてCさんの企画するimacのアクセサリーは、いつも新しいファッション傾向を先取りして刷新され、雑誌に取り上げられ、店頭でも人気があった。
プロフィール
名前はコウゲン。
田舎のお寺の長男に生まれ、坊主になりたくなかった僕は、とにかく遠くへ逃げたかった。
出来れば外国へ。
その夢が実現してパリに10年住んだ後、日本に帰国してジュエリーブランドを創業。
帰国後に図らずも住職になってしまったものの、外国とのコンタクトは続く。
関連情報
主役になれるドレスアップジュエリー|imac(イマック)
imac(イマック)は、日本人デザイナーのオリジナルデザインによってヨーロッパの工房で制作されたコスチュームジュエリーをお届けしています。おしゃれ心を刺激するモードなきらめきに溢れたネックレス、イヤリング、ブローチ、ヘアアクセサリーなどのアクセサリーが品のあるかわいらしさとトレンド感を演出します。大人の女性に人気があり、プレゼントにもおすすめです。
会社名 | 株式会社イマックジュエリー |
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住所 |
〒107-0062 東京都港区南青山4-17-33 |
営業時間 | 10:00~17:00 |
代表者名 | 奥谷千賀子(オクヤ チカコ) |
info@imac-jewelry.com |