僕が留守でもイマックは回ってる【コウゲン編66】
目次
僕が留守でもイマックは回ってる
今日は試験の日
今日は住職資格試験の日。
普段はよく遅刻をする僕も、今日はさすがに遅刻はしない。
そして、試験の始まる瞬間まで、その科目の本を読む。
これが学校時代からの僕のやりかただ。
普段は怠けた分を、これで多少は取り戻そうと言う魂胆だ。
これは続く、他の科目の試験でもずっと続く。
昼飯の時間も惜しんでやった。
講習会では、ポイントになりそうな重要なところは、講師が指摘してくれた。
そんな場所に目を通す。
答案は書くには書いた。自信はない
試験の答案用紙には、正しいか、正しくないかわからないが、とにかく書けるだけ書いた。
やっぱりあの講習会は良かった。
講習会のおかげで、あの厚い本の山に一応目を通すことができたのだから。
だから、答案用紙になんとか書くことができる。
試験は終わった。
しかし自信はない。
心配しているであろうお袋には、試験は無事終わったことを連絡して、今回が一度でダメでも来年もあるからと、前もって言い訳をしておいた。
後は結果発表の日を待つだけだ。
僕が留守でもimacは回ってる
講習会から試験の日まで、何日間か、仕事を離れていた。
会社へ連絡する。
なんとか回っているようだ。
安心だ。
試験の結果は?
試験結果発表の日になった。
こわごわ見に行った。
信じられないことに、全科目合格になっていた。
これで勉強をしなくてすむ。
これはありがたかった。
ただそこでわかったことは、住職資格を得るためには、それだけではすまないということだ。
住職資格習得のための実習講習会が、本山でやはり何日間か、泊り込みであるとのこと。
これを習得しないと、資格は与えられないという。
そのスケジュールを見ると、早朝6時の掃除から始まり、深夜にも及ぶ講習会、読経会等ギッシリ詰まった何日間かを過ごさねばならない。
これも大変そうだが、辛抱さえすればいい。
試験を受けるよりかは、ずっとマシだ。
僕としてはimac(イマック)の仕事との、スケジュールのバランスをとっていけば、問題はない。
と思っていたが、まだそれだけではなかった。
お寺のことには色々あるものだ。
プロフィール
名前はコウゲン。
田舎のお寺の長男に生まれ、坊主になりたくなかった僕は、とにかく遠くへ逃げたかった。
出来れば外国へ。
その夢が実現してパリに10年住んだ後、日本に帰国してジュエリーブランドを創業。
関連情報
主役になれるドレスアップジュエリー|imac(イマック)
imac(イマック)は、日本人デザイナーのオリジナルデザインによってヨーロッパの工房で制作されたコスチュームジュエリーをお届けしています。おしゃれ心を刺激するモードなきらめきに溢れたネックレス、イヤリング、ブローチ、ヘアアクセサリーなどのアクセサリーが品のあるかわいらしさとトレンド感を演出します。大人の女性に人気があり、プレゼントにもおすすめです。
会社名 | 株式会社イマックジュエリー |
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住所 |
〒107-0062 東京都港区南青山4-17-33 |
営業時間 | 10:00~17:00 |
代表者名 | 奥谷千賀子(オクヤ チカコ) |
info@imac-jewelry.com |