オーストリアの小さな町へ【コウゲン編62】

オーストリアの小さな町へ

 

オーストリアのハルシュタットの風景

 

imac Cさんはまた、新しいシリーズを発信

東京へ帰ると、imac(イマック)アクセサリーは順調だ。

 

パリへ帰ったCさんは次々と新しい企画をして、新しいメーカーを見つけて、商品を送ってくる。
それらは雑誌にも掲載され、おそらくそれが、その他の百貨店からの出店要望にも繋がり、出店も少しずつではあるが増えていった。

 

Cさんは、最近また新しいシリーズを送ってくるようになった。
これらはパリで手配をしているという。

 

Cさんらしい独特の配色のコーデイネションのアイテムで構成されたシリーズだった。
Cさんはこのシリーズに夢中になっていた。

 

店頭でもよく売れ、もちろんスタイリスト達にも評判も良く、雑誌にも多く掲載された。
このシリーズは、これまで僕らが知っていたメーカーでは、素材、技術の点で制作できなかった。

 

Cさんがオリジナルアクセサリーを作るためには、メーカーを見つけて直接話をすることが必要だ。
それまではパリのホールセラーへ行き、Cさんの気にいるアイテム、カラーを集めてシリーズを作っていた。

 

 

新シリーズを制作できるメーカーを探す

とにかくこのシリーズを作ることのできるメーカーを見つけようということになった。
僕もパリへ行き、聞いてまわって調べた。
なかなかわからない。

 

次のシーズン用の新シリーズを打ち出すためには、今までのように、Cさんがパリのホールセラーに行って、こまめに集め回るしかない。
それからも、Cさんも僕も、パリへ行くたびに、このシリーズのメーカー探しは、機会あるごとに続けた。

 

 

新シリーズのメーカー情報が入った

ある時、偶然なことから、このシリーズの商品を作っているメーカーはオーストリアにあるということがわかった。
それがわかれば、僕らは早い。

 

調べてわかったのは、オーストリアの田舎町にメーカーが集まっていて、取引するためにはメーカー達で作っている組合を通じてしかできない、ということだ。
ではすぐ行ってみよう、ということになった。

 

 

オーストリアの辺鄙な町に来た

僕らはパリを発った。
このオーストリアの町へ行くには、パリからウイーンへ飛行機、ウイーンから電車で約2時間、そこからタクシーで約20分ということだ。

 

ウイーンを出て、車窓から見えるのは畑や、牛などのいる野原、時々小さな町を過ぎて、遠くには山も見える。
退屈はしない。
僕は乗り物が好きだ。
車窓から見える風景にみとれているう内に、目指す駅に着いた。

 

そこからタクシーで20分。畑の間を走って小さい町に着いた。
そこにただ一つある小さなホテルにチェックイン。

 

ここはドイツ語の国だ。
もちろん、僕たちはできない。

 

しかし知らないコトバの国には慣れていて、なんとかなると思っている。
早速アポを取る。
明朝10時に迎えに来てくれるということになった。

 

ホテルを出て、散歩をした。
この小さい、古い町にも、センターには広場があり、教会がある。
歩けばすぐ町の端まで行くことができるほどの町だ。

 

僕は知らないところに行くのが大好きだ。
幸せな気持ちになる。

 

けど明日は仕事だ。
Cさんは準備をしている。

 

 

 

プロフィール

水彩風の男性写真

名前はコウゲン。
田舎のお寺の長男に生まれ、坊主になりたくなかった僕は、とにかく遠くへ逃げたかった。
出来れば外国へ。
その夢が実現してパリに10年住んだ後、日本に帰国してジュエリーブランドを創業。

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主役になれるドレスアップジュエリー|imac(イマック)

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会社名 株式会社イマックジュエリー
住所 〒107-0062
東京都港区南青山4-17-33
営業時間 10:00~17:00
代表者名 奥谷千賀子(オクヤ チカコ)
E-mail info@imac-jewelry.com

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