オーストリアでの初めての仕事【コウゲン編63】

オーストリアでの初めての仕事

 

オーストリアの首都ウイーンの街並み

 

オーストリアでの初めての仕事

新しいアクセサリーの新シリーズを制作するべく、僕とCさんはオーストリアの田舎町に来ている。

 

到着した翌朝、アクセサリーメーカーの組合から、約束通り迎えに来てくれた。
町を出て、畑を抜けて行ったところに、その事務所はあった。

 

幸い事務所にフランス語のできる人がいて、色々条件などの説明を受けた。
問題はない。

 

ここから少し離れたところに、メーカーの工房が集まっているところがあるという。
それぞれ制作する物が違うので、我々の希望をまず聞いて、それに近いものを作るメーカーの工房のいくつかへ案内してくれるという。

 

畑を抜けて、案内の担当者の車で、少し行った。
小さな村があった。

 

そこの一部に、数軒の工房が集まっていた。
その内の3、4の工房を訪問することになった。

 

 

Cさんは夢中になった

Cさんはその一つ目の工房で、釘付けになって仕事を始めた。

 

そこには、これまであまり見たことがなかったような色の素材があったり、新しい形の素材があったりして、Cさんを魅了したようだ。
その工房でかなりの時間がかかった。

 

もう昼食の時間だ。
近所には店らしいものは何もない。

 

また車で畑の中を走っていく。
中華の食堂があるというので、そこへ行く。
こんな辺鄙なところにも中国人がやっている中華食堂があるのには驚いたが、やはり美味かった。

 

そして次の工房に行く。
Cさんはもう2軒目の工房なので、要領はわかっている。

 

その日は夕方まで、その調子で、新しいシリーズの企画案を完成させた。
後はCさんのデザイン画をもとにメーカーが制作して、日本にデリバリーしてくるのを待つだけだ。

 

僕たちはホテルへ引き上げた。
早速、今日のCさんがメーカーに指示したシリーズを見直す。

 

メーカー達は色んなカラーの素材を、違った形で持っていた。
Cさんはそれらを駆使して、新しいシリーズを作り上げていた。
これは楽しみだ。

 

 

メーカー達は心配してくれた

しかし後で聞いた話だが、案内してくれた担当者やメーカー達は、Cさんの作った配色や形が、彼らが普段注文を受けるものと違うモノが多いので、
「こんなのが売れるのか?」
と心配していたという。

 

その夜は、僕らは仕事の結果に満足して、その小さなホテルのレストランの家庭料理風の料理に舌鼓を打って、静かなこの町の教会のある広場を、気持ちよく散歩した。

 

翌日、電車の駅まで送ってもらい、そこからまた電車でウイーンに行き、はじめてのウイーンで、少し時間をつぶし、飛行機でパリへ帰った。

 

このオーストリアとの出会いはimac(イマック)の将来にとって大きな意味を持つことになり、あのオーストリアの小さい町へは、毎シーズンに通うこととなる。

 

 

 

プロフィール

水彩風の男性写真

名前はコウゲン。
田舎のお寺の長男に生まれ、坊主になりたくなかった僕は、とにかく遠くへ逃げたかった。
出来れば外国へ。
その夢が実現してパリに10年住んだ後、日本に帰国してジュエリーブランドを創業。

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会社名 株式会社イマックジュエリー
住所 〒107-0062
東京都港区南青山4-17-33
営業時間 10:00~17:00
代表者名 奥谷千賀子(オクヤ チカコ)
E-mail info@imac-jewelry.com

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