パリで20周年を祝う【コウゲン編116】
目次
パリで20周年を祝う
僕らのアレクシアがCさんと仕事をするようになった
僕らのアレクシアも成人して、大学も卒業した。
早いものだ。
そして、今ではデザイナーCさんと、僕に代わって、外国出張に行くようになった。
僕はファッションのことは、あまりわからない。
僕らのアレクシアは、今までもCさんと一緒に展示会にも行ったりしていた。
パリ、ミラノ、ロンドンなどへも一緒に行き、ファッションについては、すでに彼女なりのものを持っている。
Cさんの相談相手になる。
僕の出る幕ではない。
でも僕も、たまにはパリや、その他の海外の国にも行きたい。
だから時々はついて行く。
百貨店の出店が増えたので、僕は国内出張が多い。
国内出張の場合は、新幹線が多い。
乗り物が好きな僕にとっては、乗っている時間は至福の時だ。
車窓から景色を見て、本、雑誌を読んで、音楽も聞ける。九州や北海道への飛行機もいい。
以前は、そんな時は本や音楽のCDを持って行き、かなりの荷物になったが、最近は電子系の発達で全てが小さく、軽くなって旅行が身軽になった。
ITの会社はぼくのために、いろんな便利なものを発明してくれる。
ありがたいことだ。
僕は久しぶりにパリへ行く
久しぶりに僕はパリの展示会へ行くことにした。
パリで展示会のあるシーズンにはたいてい僕らがパリにいることを知っているLGメーカーが、アルプスの中腹から、その時にパリで会いたいとの連絡が入った。
もちろん僕らはOKだ。
最近はLGメーカーとは、Cさんと僕らのアレクシアがパリにいて、電話やファックスで仕事をすることが多い。
僕は彼らとは電話ではよく話す。
僕がパリに来ると知って、彼らもパリに来るという。
お互いに会うのは久しぶりだ。
僕らのアレクシアがCさんと仕事をしているように、彼らの子供たちも大きくなって、彼らを手伝って仕事をしている。
そんな年月が経ったということだ。
imacとアルプスの工房コラボレーション20周年
LGメーカー夫妻がアルプスからパリに着いて、仕事にかかる。
彼らとの仕事はCさんと僕らのアレクシアがする。
僕は彼らが終わるのを待っているだけだ。
パリでは、彼らといつも行く牡蠣料理のレストランに予約を入れなければならないと思ったが、今回はその必要がないという。
彼らが言うには、今年は僕らとLGメーカーが仕事を始めて何と20周年になるらしい。
僕らはそんなことは知らなかった。
それを祝って今夜はエッフェル塔のレストランでディナーをするという。
予約は彼らがしてあるという。
この前の10周年にはセーヌの観光船のレストランで、我らのコラボ10周年を祝った。
今度はエッフェル塔にあるレストランで20周年を祝う。
もう10年も経ったということだ。
彼らとはいつも気持ちよく仕事ができる。
今日のディナーも、なかなか暮れない夏のエッフェル塔から、パリの街やセーヌを見ながら、楽しく過ごした。
近いうちの再会を約束して別れた。
プロフィール
名前はコウゲン。
田舎のお寺の長男に生まれ、坊主になりたくなかった僕は、とにかく遠くへ逃げたかった。
出来れば外国へ。
その夢が実現してパリに10年住んだ後、日本に帰国してジュエリーブランドを創業。
帰国後に図らずも住職になってしまったものの、外国とのコンタクトは続く。
関連情報
主役になれるドレスアップジュエリー|imac(イマック)
imac(イマック)は、日本人デザイナーのオリジナルデザインによってヨーロッパの工房で制作されたコスチュームジュエリーをお届けしています。おしゃれ心を刺激するモードなきらめきに溢れたネックレス、イヤリング、ブローチ、ヘアアクセサリーなどのアクセサリーが品のあるかわいらしさとトレンド感を演出します。大人の女性に人気があり、プレゼントにもおすすめです。
会社名 | 株式会社イマックジュエリー |
---|---|
住所 |
〒107-0062 東京都港区南青山4-17-33 |
営業時間 | 10:00~17:00 |
代表者名 | 奥谷千賀子(オクヤ チカコ) |
info@imac-jewelry.com |