チュニジアのスファックスへ【コウゲン編103】

チュニジアのスファックスへ

 

チュニジアのアラブ人家庭のインテリア

 

パリからチュニスへ、チュニスからスファックスへ

僕らはパリにいる。
パリでの仕事が一段落すれば、VGメーカーが待つチュニジアの「スファックス」という街に行く予定だ。

 

パリからチュニスに飛行機で約2時間半。
これは近い。

 

チュニスからスファックスは約250キロ。
大分遠い。

 

VGメーカーが車で迎えに来てくれることになっている。

 

 

チュニジアは変わっていた

僕らはチュニスについた。

 

この前チュニジアに来た20年近く前と比べると、空港もその他の建物もかなり新しくなっていた。
特に道路が良くなっていた。

 

この前に来た時は、舗装された道路も部分的に壊れ、路肩は砂地に埋もれていた。
車が道路から少しでも路肩を外れると、砂地にとられ、動きが取れなくなる恐れがあった。
今では舗装が完全になり、VGメーカーはなんの心配もなく車を走らせている。

 

チュニスの市内を出ると、緑の少ない平地が続いていく。
しかし、建物はほとんどが新しくなって、僕らがこの前に見た面影はない。

 

スファックスに着いた。
チュニジアではチュニスに次ぐ第2の都市ということだ。

 

ビルもたくさんあり、僕らにとっては全てが新しい。
約20年程の間にチュニジアは全く新しい国になったようだ。
僕らが以前、ボロ車をレンタルしてチュニジアをサハラまで苦労しながらドライブしたのは、1970年代後半だった。

 

 

スファックスでのアラビアンナイト

その夜は、これからVGメーカーと共同で工房を運営することになるチュニジア人の家庭に招待された。
典型的なアラブ家族だ。

 

僕らにとっては初めてのアラブ家庭での食事だ。
ここではフランス語が通じるので和やかで、楽しい夕食だった。
この家族の息子とVGメーカーが工房を運営することになるので、その両親が今回の歓迎宴会をしてくれたのだ。

 

僕らは、パリのアラブレストランでもアラブ料理は食べたことがあり、慣れていた。
出てくる料理はどれも美味しく、日本から来た僕らにとっては、アラブの夜のエキゾチックな思い出になった。

 

チュニジアにはこれからも何度か来ることになるだろう。
楽しみだ。

 

 

 

プロフィール

水彩風の男性写真

名前はコウゲン。
田舎のお寺の長男に生まれ、坊主になりたくなかった僕は、とにかく遠くへ逃げたかった。
出来れば外国へ。
その夢が実現してパリに10年住んだ後、日本に帰国してジュエリーブランドを創業。

帰国後に図らずも住職になってしまったものの、外国とのコンタクトは続く。

関連情報

主役になれるドレスアップジュエリー|imac(イマック)

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営業時間 10:00~17:00
代表者名 奥谷千賀子(オクヤ チカコ)
E-mail info@imac-jewelry.com

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