新しいファッションの活気【コウゲン編51】

新しいファッションの活気

 

ドアの向こうに広がる青空

 

もう売り込みに行かなくてもいい

百貨店へ出店以来、予想外だったのはimac(イマック)アクセサリーのファッション雑誌への掲載が、飛躍的に増えたことだった。
そしてそのことによって、全国のショップの反応が増えた。
有力なファッション雑誌としては4、5誌しかなかったが、そのほとんどに毎号取り上げられた。

 

明らかにそれを見て、九州から北海道までのショップから、仕入れたい旨の電話を今までよりも多くもらった。
僕はもう重い商品を持って、売り込みに回る必要はなくなった。

 

各ショップが仕入れに来て、買ってくれる数字は小さかったが、それも少しずつ増えていく。
コツコツと積み上げるしかない。

 

オープンした百貨店の売上げ数字を合わせても、アクセサリー部門は、なかなか黒字にはならない。
少しずつ増える人件費、仕入れ費等の経費が増える。
数字には強くない僕は、時々不安になる。

 

 

imacデザイナーは忙しい

次々と変わっていくファッションに対応するためにimacデザイナーCさんは新しいアクセサリーをデザインして制作させるべくパリへ行く。
彼女は忙しい、がいつも明るく、前向きだ。

 

彼女はプレタポルテやインテリアのメーカーとの契約の仕事もしている。
会社としてのimacは、彼女のデザイン契約からの収入で、何とか保っている。

 

この頃、1980年代から1990年代にかけてのパリは新しい流れのファッションで活気があった。
我らがCさんもパリにいる時は、そのファッションの流れにあったアクセサリーを企画するべく奮闘していた。
メーカー達も、彼女には協力的だった。

 

アクセサリーは流行の中で、常にアイテムも変わり、大きさも変わり、素材も変わっていく。
それにつれてメーカーも変えなければならない。
何故かCさんは新しいメーカーを見つけてしまう。
そして次から次へと新しいアクセサリーを送ってくる。

 

 

imacアクセサリーの雑誌への露出が僕を勇気づけてくれた

そのせいか、imacのショールームには、いつもスタイリスト達が取材に訪れていた。
そして相変わらずファッション雑誌に掲載されるimacのアクセサリーは多かった。

 

アクセサリー営業部門の数字としては、経費の伸びが大きく、売上でなかなか採算が取れずに頭が痛かった僕も、ファッション雑誌への掲載が常に多いのを見ていると、少しは明るい気持ちになった。
ファッション雑誌を通じてimacのアクセサリーが知られることが、今回の百貨店への出店につながったように、何か新しい売り先に繋がるかもしれないという期待感を僕に持たせて、前向きにさせてくれた。

 

 

 

プロフィール

水彩風の男性写真

名前はコウゲン。
田舎のお寺の長男に生まれ、坊主になりたくなかった僕は、とにかく遠くへ逃げたかった。
出来れば外国へ。
その夢が実現してパリに10年住んだ後、日本に帰国してジュエリーブランドを創業。

関連情報

主役になれるドレスアップジュエリー|imac(イマック)

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imac(イマック)では、日本人デザイナーの制作によるオリジナルコスチュームジュエリー
を販売しています。おしゃれ心を刺激するモードなきらめきに溢れたネックレス、イヤリ
ング、ブローチ、ヘアアクセサリーなどのアクセサリーが品のあるかわいらしさとトレンド
感を演出します。大人の女性に人気があり、プレゼントにもおすすめです。

会社名 株式会社イマックジュエリー
住所 〒107-0062
東京都港区南青山4-17-33
営業時間 10:00~17:00
代表者名 奥谷千賀子(オクヤ チカコ)
E-mail info@imac-jewelry.com

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