商品が店頭に並ぶ【コウゲン編47】

商品が店頭に並ぶ

 

握りこぶしを空に向けて上げる

 

imacアクセサリーのファッション雑誌への露出は増えていく

imac(イマック)のアクセサリーが、ファッション雑誌に掲載されるのが増えていったのは我々を勇気づけてくれた。
自分たちの商品がいいものであるということを、ファッションの専門家であるスタイリストや、ファッション雑誌の編集者から認められたということだ。

 

このことで我らがデザイナーCさんは、パリで一層張り切ってアクセサリーの商品開発に努めていた。
アクセサリーはシーズンによって、アイテムが変わったり、そのアイテムのサイズも大きくなったり、小さいものになったりする。
また、そのたびに使う素材が違うものになったりする。
そうすると、その素材を扱うことのできるメーカーに替える必要がある場合が多い。

 

当然Cさんはデザイン優先だから、今までのメーカーができないと言えば、できるメーカーを探すことになる。
それもパリにいるから探すことができる。
そんな風にimacの新しいアクセサリーコレクションは制作されていく。
そして、それは次に発表されるパリコレの傾向に合ったものになっていく。

 

スタイリスト達はそんなアクセサリーを待っていた。
そのようにして、imacのアクセサリーのファッション雑誌への露出は増えていった。

 

 

売上も少しずつ増えるが

そのおかげで、方々の地方都市にあるブティックからの仕入れの問い合わせも増え、仕入れのために我が社を訪れるバイヤーも徐々に増えた。
売上も少しずつ良くなってきた。

 

ただ一方で、商品量も増えて、整理したりする人材、経理の人材なども要るようになり、今の売上ではダメだ。
その上、売上に対する集金が容易ではない。
毎月の苦戦は続く。

 

 

百貨店から問合せ

ある時、ある百貨店から電話があり商品を見たいと言う。

 

百貨店との商売はいいが、始めるのが非常に難しいと今まで聞いていた。
すでに百貨店口座を持っている会社を通じて、販売してもらうやり方をするしかないと聞いていた僕は、それを信じていた。
だからそれがすぐ取引につながるものとは思ってはいなかった。

 

 

imacアクセサリーが百貨店の店頭に並んだ

百貨店のバイヤーがやって来て、imacアクセサリーコレクションを見て、取引をしたいと言う。
商品が気に入ったらしい。
直接にやりたいと言う。

聞いていた話と違う。

 

とにかくあれほど難しいと聞いていた、百貨店とのビジネスができるようになった。
それも東京の代表的なファッション百貨店と言われるような店とだ。

 

いろいろ話を聞いて、書類なども出して、商品を納品した。
話に聞いていた、多くの会社が取引したいとコンタクトしている百貨店に取引口座ができて、その店頭にimacのアクセサリーが、一台のケースに入って並べられた。

 

お客がたくさんいる。
これは僕も嬉しかった。
これでやっと売れる!と思った。

 

 

 

プロフィール

水彩風の男性写真

名前はコウゲン。
田舎のお寺の長男に生まれ、坊主になりたくなかった僕は、とにかく遠くへ逃げたかった。
出来れば外国へ。
その夢が実現してパリに10年住んだ後、日本に帰国してジュエリーブランドを創業。

関連情報

主役になれるドレスアップジュエリー|imac(イマック)

主役になれるドレスアップジュエリー|imac(イマック)

imac(イマック)は、日本人デザイナーのオリジナルデザインによってヨーロッパの工房で制作されたコスチュームジュエリーをお届けしています。おしゃれ心を刺激するモードなきらめきに溢れたネックレス、イヤリング、ブローチ、ヘアアクセサリーなどのアクセサリーが品のあるかわいらしさとトレンド感を演出します。大人の女性に人気があり、プレゼントにもおすすめです。

会社名 株式会社イマックジュエリー
住所 〒107-0062
東京都港区南青山4-17-33
営業時間 10:00~17:00
代表者名 奥谷千賀子(オクヤ チカコ)
E-mail info@imac-jewelry.com

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