カンヌのバカンス【コウゲン編73】

カンヌのバカンス

 

カンヌの海辺

 

アルプスからカンヌへ

朝、LGメーカー夫妻の車でアルプスの町を発つ。
快晴、緑の中をリヨンへ降りて行く。

 

このアルプスの町から一番近いのは、スイスのジュネーブだ。
そちらへ抜けると、イタリアのジェノバなどが近くなり、カンヌからは離れてしまう。
だからリヨンを通って、グルノーブルを経て、一部ルート・ナポレオンを通って、ミディ地方の山岳地帯を通ってカンヌを目指す。

 

 

フランスのミディ地方ではセミの声がやかましい

この山岳地帯になると小さな松の木が多くなり、セミの鳴き声がやかましくなる。
このセミの声はパリの近くではもちろん、リヨン地方でも聞かれない。

 

僕たち日本人にとっては、セミの声は夏には欠かせないものだ。
セミの声を聞くと、僕らにはいかにも夏休みらしい感じがしてくる。

 

途中の小さな町のレストランで家庭料理風の美味い昼食を食べ、ミディ地方のセミの声を聞きながらカンヌへ向かう。
アルプスを出てから、カンヌまでは6時間ほどはかかる。

 

 

ラベンダーの町を通ってカンヌへ

そんな山岳路を経てラベンダーの咲き匂う町を通る。
香水で知られるグラースの町だ。
だいぶ以前この町を車で通った時、ラベンダー祭りの日で祭りの山車トラックの上から、噴霧器でラベンダーの香水を浴びせられたことを思い出した。

 

もう間もなくカンヌだ。
丘の上から海が見えてきた。
真っ青なコートダジュールだ。

 

カンヌの町に入り、彼らのアパルトマンに着いて、車を置いて町にさっそく出る。
海に沿った散歩道の近くのカフェに落ち着いて、コートダジュールの海岸を見て、その散歩道路を行き来する人達を見る。
バカンスらしい夕方を満喫する。

 

 

カンヌでの短いバカンス

翌日からはLGメーカー夫妻の案内で、カンヌの海岸を楽しむこととなった。
泳いだり、日光浴をしたりして、挙げ句の果てに、水上スキーまでさせられる羽目になった。

 

ここはイタリアにも近いので、ピザの美味しい店があるということで、連れて行かれたり、とにかく彼らのペースでカンヌを楽しむことになった。

 

翌日からは彼らの車でニースなどのコートダジュールの近くの町を回り、それぞれの海岸でゆっくりして楽しむという、フランス人らしいバカンスの過ごし方をすることとなった。
僕らも彼らも、コートダジュールではゆっくりして、そして楽しい1週間を過ごした。

 

彼らはそのまま、カンヌへ残り、僕らは電車でパリへ戻り、一仕事をして、東京へ戻った。

 

 

 

プロフィール

水彩風の男性写真

名前はコウゲン。
田舎のお寺の長男に生まれ、坊主になりたくなかった僕は、とにかく遠くへ逃げたかった。
出来れば外国へ。
その夢が実現してパリに10年住んだ後、日本に帰国してジュエリーブランドを創業。

帰国後に図らずも住職になってしまったものの、外国とのコンタクトは続く。

関連情報

主役になれるドレスアップジュエリー|imac(イマック)

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代表者名 奥谷千賀子(オクヤ チカコ)
E-mail info@imac-jewelry.com

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