スズラン muguet（ミュゲ）

 

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ヨーロッパとスズラン

スズランは、ヨーロッパでは「5月の花」として愛されている。
北国の人々にとって、スズランは長い冬の後の春の訪れの歓びのしるし。
スウェーデンやフィンランドの国花にもなっている。

 

 

フランスの「スズランの日」

フランスでは5月1日は、友達や身近な人、お世話になっている人に「幸せが訪れる」というスズランの花をプレゼントする習わしがある。
パリの街角でも、スズランの小さな花束を売っている女性や子供たちがいる。

 

私が仕事をしていたパリのデザインスタジオで、新入社員の若いフランス人女性からかわいいスズランの花束を贈られたことがあった。
びっくりすると共に、とても嬉しかったことを覚えている。
今でも彼女の顔が目に浮かぶ。

 

 

スズランの花言葉

「幸福が戻ってくる」という花言葉も可憐だ。
ただし、スズランはかわいい花に似合わず全草有毒で、誤って食べたり、生けていた花瓶の水を飲んで死亡したケースもあるという。

 

花言葉は、
「再び幸せが訪れる」
「優しさ」
「愛らしさ」
「謙遜」
「純粋」

 

 

 

 

 

プロフィール

名前：えび ちかこ
テキスタイルデザイナーとしてパリへ。
デザインスタジオ勤務後、フリーランスとして仕事をする。
日本に帰国後、ジュエリーブランドを創業。