さくらんぼ(La Cerise ラ・スリーズ)

さくらんぼ(La Cerise ラ・スリーズ)

 

さくらんぼのイラスト

(©えびちかこ 画像の転載、複製、改変等は禁止)

 

さくらんぼとマルシェ

フランスでは、定期的にマルシェ(屋外の市場)が開かれる。
パリでも私が住んでいた区では毎週水曜日と週末に各地から集まってきた人たちが、魚や肉、野菜、果物、花などの店を開いていた。

 

店は急ごしらえで、マルシェが終わるとまたたたんで、普段の歩道に戻る。
毎年5月になると、さくらんぼの初夏を告げる赤い実が通行人の足を止め、初夏の味覚として愛されている。

 

パリのマルシェでは、紙製のお弁当箱のようなかわいいケースに入れて店頭に並んでいたり、山のように積み上げたりして、ボリューム感のあるディスプレイ。

 

さくらんぼは古い歴史を持ち、古代ローマ時代にトルコからローマにもたらされ、ヨーロッパにさくらんぼが伝わったとのこと。

 

私は「さくらんぼ」と聞くと、イヴ・モンタン(Yves Montand)の「さくらんぼの実る頃(Le Temps des cerises ル・タン・デ・スリーズ)」という歌を思い出す。
フランスを代表するシャンソンの1つだ。

 

さくらんぼのイラスト

 

 

パリのマルシェ

マルシェは常設ではなく、毎週決まった曜日に開かれる。
その地区に住む人たちはその日を待ち望んで買い物に集まってくる。

 

パリでは日本のように百貨店やスーパーマーケットがあり、食料品売場も広く充実している。
しかし、やはりマルシェは自分が住むエリアに直接各地から旬のものが集まってくるのが魅力である。
近隣住民たちに新鮮な食品と季節の訪れを運んでくる。

 

 

モンパルナス地区のマルシェ

<Marche Edgar-Quinet(マルシェ・エドガー・キネ)>
・住所:Boulevard Edgar Quinet, 75014 Paris
・アクセス:メトロEdgar Quinet(エドガー・キネ)駅(6番線)、メトロMontparnasse Bienvenue駅(4、6、12、13番線)
・営業時間:毎週水、土 7時~14時30分
・特徴:買い物客は地元住民が多く、観光客はほとんど見ない。フランス現地の雰囲気に触れられるマルシェ。

 

パリのマルシェ

 

 

 

プロフィール

ほほえむ眼鏡の女性

名前:えび ちかこ
テキスタイルデザイナーとしてパリへ。
デザインスタジオ勤務後、フリーランスとして仕事をする。
日本に帰国後、ジュエリーブランドを創業。

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主役になれるドレスアップジュエリー|imac(イマック)

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代表者名 奥谷千賀子(オクヤ チカコ)
E-mail info@imac-jewelry.com

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