サン・マロで夏のバカンス【コウゲン編98】
目次
サン・マロで夏のバカンス
毎月の寺法要は実行
僕は毎月の寺法要は実行している。
毎日の檀家参りは、高齢のお袋がやっていてくれる。
檀家達は僕に早く村に帰って檀家参りもせよという。
僕に代わって住職を引き受けてくれる人材を探しているが、まだ見つからない。
お袋はこの問題についてはあまり心配はしていない。
「なるようにしかならないよ」
と。
その間に出張
その言葉に甘える僕は、その間を縫って、国内出張、外国出張に出かける。
Cさんは、最近はアレクシアがフランスの学校にいる関係で、パリで仕事をすることが多い。
夏休み中はアレクシアの学校では、生徒達は寮を出て各自の家に帰らなければならない。
もちろんアレクシアはパリでCさんと過ごすことになる。
サン・マロへ行く
アレクシアはこの夏はブルターニュ地方のサン・マロ(St.Malo)という港町で、フランス人家庭でホームステイをすることになった。
サン・マロに住んでいる、 Cさんと仲の良いFCメーカーが手配してくれた。
海に囲まれた観光地のサン・マロでのホームステイも悪くはない。
英連邦のジャージー島へも近く、夏には大きなヨットもいつも入港していて、観光客も多く、楽しい店や、レストランも多い。
Cさんも僕もサン・マロに行きたい。
そうすればCさんはFCメーカーと仕事もできる。
僕らはFCメーカーと連絡を取り、サン・マロへ出かけた。
CさんはまずFCメーカーの住居兼仕事場で仕事を始める。
FCメーカーの住居は、木があり花が咲く庭に出ると、そのまま海につながる素晴らしい所だった。
アレクシアはホームステイ先では、同年配の仲間もできて楽しそうだった。
サン・マロで僕はお寺のことを忘れてしまった
この夏はアレクシアはいいホームステイができ、CさんはFCメーカーといい仕事ができ、僕はサン・マロ観光をして、お寺のことは完全に忘れてしまって、3人とも良い夏をサン・マロで過ごした。
プロフィール
名前はコウゲン。
田舎のお寺の長男に生まれ、坊主になりたくなかった僕は、とにかく遠くへ逃げたかった。
出来れば外国へ。
その夢が実現してパリに10年住んだ後、日本に帰国してジュエリーブランドを創業。
帰国後に図らずも住職になってしまったものの、外国とのコンタクトは続く。
関連情報
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住所 |
〒107-0062 東京都港区南青山4-17-33 |
営業時間 | 10:00~17:00 |
代表者名 | 奥谷千賀子(オクヤ チカコ) |
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