クリスマスのようなチェコへ【コウゲン編117】
目次
クリスマスのようなチェコへ
僕のブログも終わりに近づいた
僕らのアレクシアがデザイナーCさんと一緒に活躍するようになって、僕のブログも終わりに近づいた。
僕の最近の海外出張は、まだ寒い春先のパリだ。
Porte de Versailles(ポルト・ド・ヴェルサイユ)の展示会へ行き、Cさんがメーカー達と仕事をするのに立ち会った。
パリの展示会には様々な国からの出展者が来て、いつもにぎわっている。
僕の知っているメーカーも多い。
僕はボヘミアへ行く
今回はその後で、昔でいうボヘミア、今のチェコ共和国のヤブロネッツへ行くことになっている。
パリがまだ寒いということは、東ヨーロッパで山地にあるヤブロネッツはもっと寒いだろう。
僕らのアレクシアは寒さが苦手なので、僕とCさんの二人でパリからチェコに向かった。
いつものようにプラハ空港までメーカーに迎えに来てもらい、高速道路でヤブロネッツへ行く。
予想通り空港を出ると雪溜まりが見える。
山地に入るとかなりの雪が残っている。
かなり寒そうだ。
僕は寒いのも、暑いのも気にならない。
だから僕はチェコも好きだし、暑いタイも好きだ。
ヤブロネッツに着くと、まだ雪がたくさん残っている。
今回僕らが泊まる予定のホテルは町からかなり山へ登ったところにある。
だいぶ上なので見えないが、山は雪で真っ白だ。
僕らはクリスマスの国へ来た
雪山の中のホテルまで、車で連れて行ってもらった。
町からの途中も雪のモミ林を抜けていく。
モミ林の間から、所々に夕方の灯のともった家が見える。
クリスマスの絵の様な風景だ。
僕らは週末に着いたので、明日はモミの木に囲まれたホテルのあたりで雪山を楽しむことができる。
寒い国では、室内は温かい。
雪の山中のこのホテルも快適だ。
このホテルでは付近の山地を散策できるように、クロスカントリー用のスキーを貸してくれるようだ。
僕は日本でやるようなアルペンスキーはしたことはあるが、クロスカントリースキーはしたことがない。
雪のモミ林の中を、スキーで歩いてみたい。
雪を枝につもらせた沢山のクリスマスツリーの中をスキーで歩く。
明日は楽しみだ。
翌朝、食事を済ませて、早速スキーを借りて、ホテルから続くモミ林を縫って僕らは出かけた。
Cさんはスキーが苦手なので、雪靴だけ借りて僕の後ろをブツブツ言いながら、歩いてついてくる。
雪はそれほど深くはないので問題はないようだ。
時々モミの木の枝から雪が落ちてくるが、大したことはない。
今頃の季節にはこのホテルに来る人は、あまりいないらしい。
まして僕らのように、スキーで林間を散策する人など誰もいない。
僕らは途中で一服したりして、ゆっくりクリスマスツリーの林の中の散策を楽しんだ。
少し雪がチラついてきたので、僕らはホテルへ帰った。
明日からは、ヤブロネッツで仕事だ。
暖かいホテルで食事をした後、Cさんはもう明日の準備を始めた。
最近、オーストリアのガブロンツのメーカーがリタイアして、少なくなって来ただけに、ここヤブロネッツでの仕事が、Cさんには増えてきた。
これからはここヤブロネッツへは、Cさんと、僕らのアレクシアが一緒に来て、新しいシリーズを作って行くことになる。
僕のブログはこれでおしまい
僕のブログ「日本からパリへ」は、これで終わることになる。
長らく付き合っていただき、ありがとうございました。
プロフィール
名前はコウゲン。
田舎のお寺の長男に生まれ、坊主になりたくなかった僕は、とにかく遠くへ逃げたかった。
出来れば外国へ。
その夢が実現してパリに10年住んだ後、日本に帰国してジュエリーブランドを創業。
帰国後に図らずも住職になってしまったものの、外国とのコンタクトは続く。
関連情報
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〒107-0062 東京都港区南青山4-17-33 |
営業時間 | 10:00~17:00 |
代表者名 | 奥谷千賀子(オクヤ チカコ) |
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