ボヘミアングラス発祥の地【コウゲン編106】

ボヘミアングラス発祥の地

 

ボヘミアングラス

 

僕らはボヘミアングラス発祥の地ヤブロネッツに来た

僕らはチェコのヤブロネッツにいる。
周囲を山に囲まれた静かな街だ。
近くには川も流れて、街の中央部に大きな池があり、その近くに幾つかの工場がある。

 

ラインストーンを主に使ってビジューを完成させる工場、様々なビーズを作る工場がある。
そして少し離れて川のそばには人工パールやグラスストーンを使ったアクセサリーを専門にする工場があったりする。
その他にも小さな工房も幾つかあるらしい。

 

この街では今も、グラス関係の工場や工房で働く人は多いそうだ。
この街がボヘミアングラスの本場として、特にラインストーンやカラービーズを世界中に売って繁栄した。
そのため、世界中からこの街と交易する人が集まったという。

 

1800年代後半から1930年の世界恐慌までが、最も華やかな時代であったようだ。
もちろんそれからも、ボヘミアングラスの産地として、世界に認められ、その製品は宝飾の分野、グラス器の分野などで世界の市場で高く評価されてきた。

 

ちなみに有名なスワロフスキーも、もとはこのボヘミア地方の出身で初代のダニエル・スワロフスキーが19世紀末にオーストリアのチロルに移って、今のスワロフスキー社を創業したという。

 

 

大きな工場が多い

この日に僕らが訪れたいくつかの工場は、規模が大きかった。
そして全てが古く、年代を感じさせるものだった。

 

共産政権の時代、街の建物も含めて修理することは簡単には認められなかったようだ。
僕の想像だが、これら工場が大きいのは、共産政権の時代に同じものを大量に作るために、建て直されたのではないか。

 

オーストリアのメーカー達の仕事の仕方を見ていると、おそらくここボヘミアのガブロンツでも、彼らはそれぞれが別のスタイルでビジューを作り、多くが別に自分の工房を持って仕事をしていたのではないかと思った。

 

グラスストーン製造を専門とする工場にも行ったが、様々なカラーの細かいビーズから、ファンシーシェイプのストーンまで、デザイナーCさんの目を引く物がここかしこにあった。

 

 

この街からアメリカインディアンにもカラービーズを売っていたという

聞いたところによると、このように細かいカラービーズなどはその時代、アメリカインディアンにも売っていたという。
西部劇で見たインディアンが髪の毛をビーズで編んでいるのを見たことがある。

 

そんな時代からボヘミアングラスは世界中に売られ、やがてはこの山奥の街がそのおかげで繁栄し、街の中を路面電車が走るまでになったという。
この街に路面電車が走っている写真の古い絵葉書があったのを見せてもらった。
もちろんその路面電車は今はない。

 

 

imacのCさんはヤブロネッツに魅せられた

デザイナーCさんはチェコのヤブロネッツの幾つかの工場にも興味を感じ、山に囲まれた静かな街にも魅せられた。
今回はヤブロネッツの主だった工場を見て周り、オーストリアのガブロンザーとの兼ね合いの中でチェコのヤブロネッツとも仕事をしていくこととなる。

 

 

 

プロフィール

水彩風の男性写真

名前はコウゲン。
田舎のお寺の長男に生まれ、坊主になりたくなかった僕は、とにかく遠くへ逃げたかった。
出来れば外国へ。
その夢が実現してパリに10年住んだ後、日本に帰国してジュエリーブランドを創業。

帰国後に図らずも住職になってしまったものの、外国とのコンタクトは続く。

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会社名 株式会社イマックジュエリー
住所 〒107-0062
東京都港区南青山4-17-33
営業時間 10:00~17:00
代表者名 奥谷千賀子(オクヤ チカコ)
E-mail info@imac-jewelry.com

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